山火事が教えてくれたこと
- Macoron
- 1月16日
- 読了時間: 3分
更新日:1月26日
アメリカカルフォニアで発生した山火事。大変なことになっていますね。
懸命に消火活動をされていますが、強風に乾燥といったことが重なり、住宅街があっという間に焼け野原となり、さらに被害が拡大しています。
命がけで消火活動をされている方々、住民のみなさま、たくさんの動物達、どうかご無事でありますように。
山火事が起きてから、ニュースが流れ、アナウンサーの方が「5月から雨が降っていなくて乾燥していました・・・」
私は、思いました。
木々は喉が渇いたと言っていたのではないかなあ・・・
私たちは、喉が渇いたら水を飲みます。自然からの恩恵を受けて。
また私たちが生きていられるのは、自然の木々が空気をきれいに浄化して酸素を作り、当たり前のように与えてくれているからなのです。
その木々が、喉が渇いたと声なき声を伝えても、誰にも届かなかったのかな・・・。
そして、ついに自然も力尽きたのでしょう。
私たちの日々の生活は、どんどん便利になり、様々な技術が進化しながら未来へと向かっています。
確かに、最新の技術に囲まれる生活は、素晴らしく、便利で、格好いいのかもしれない。
しかし、ここらで一度生きるという原点に還ってみることが必要な時なのではないだろうか。
新しいもの、新しいものを追って、人間も少し疲れてしまってはいないだろうか。
私は、この火事は、神様からの警告のように感じた。
自然がなければ生きていけない私たち。時には、自然の声に耳を傾けてみてはどうだろうか。
自然は私たちに無償で一番大切なものを与えてくれているのだから、木々が喉が渇いたと言っているときには水を与えるということをやってはどうだろうか。
私たち人間の生活が便利になっていくことで、温暖化が進み、雨のバランスも崩れてしまっているのだから。
これまで当たり前にそこにあった自然は自立?していたのに、その自然に水を与える・・やったことのないことへの反発や違和感はあるだろう。しかし、単純なことなのだ。隣にいる友達が喉が渇いたと苦しんでいるのに放ってはおかないだろう。私は、自分の飲みものを迷わず差し出す。
未来への発展を選ぶことで自然の自立が難しくなっているのなら、今まで当たり前のことを与えてくれていた自然に対し、今こそ感謝の思いと共に自然への配慮を考えることは当たり前のことではないだろうか。
また、それに気づくことで、人もまた豊かに暮らしていくことができるのだ。
お互いが大切に思い合うこと、寄り添い合うことで、素晴らしい循環が生まれるように思う。
優しさには、優しさが、思いやりには、思いやりが還ってくる。
きっと自然は遙かに高いレベルでそのことを分かっているのだろう。
自然は、私たちに学びを与えてくれる最高の教科書。
今度は、私たちから自然へ恩返しのはじまり。
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