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水彩植物

我が家は動物園

  • 執筆者の写真: Macoron
    Macoron
  • 2023年12月22日
  • 読了時間: 3分

更新日:2月10日

 

みなさんのお家にはどんな動物がいますか?

 

我が家には、1匹の犬と5匹の猫がいます。

 

メンバーは・・・


◎黒柴の虎鉄(12歳)元気いっぱい。本当に12歳ですかとよく言われる。

◎猫の虎たま(10歳)かつお大好きのくいしんぼう。我が家でいちばん猫らしい猫。

◎猫の虎はな(8歳)真っ白な美人さんでお姫様気質。常に我が道をいく。

◎猫の虎次郎(3歳)個性派。行動が読めない。甘え方が下手でいつも虎鉄に怒られている。

◎猫の虎五郎(1歳)気遣いができる猫。最近はまる虎が私に甘えると猫パンチで追い払っている。

◎猫のまる虎(1歳)まんまるお顔の超ビビりさん。でも本当は甘えん坊さんなんです。

 

 虎鉄はブリーダーさんのもとからやってきました。常に私のそばに居てくれて、12歳になった今でも家を守るという最大の任務を頑張ってくれています。やんちゃですが話をすれば分かり合える、最高の相棒です。

 

 虎たまは、私が昔働いていた職場でお客様の車のエンジンルームに入っていました。母と思われる猫はすぐそばの道路ではねられていました。母猫と一緒に移動していてびっくりして車に逃げ込んだのでしょう。

 

 虎はなは、近所の人から、「道路の段ボールの中に子猫が入ってるから見てきて。全然動かないからもう死んでいるかも。」と・・。急いで向かって箱を開け声をかけると「にゃ~」ガリガリに痩せ細り力を振り絞り鳴いた虎はな。すぐに病院に行き診てもらうと、先生、看護師さんも絶句・・・のどが裂けて水を流すとサーッと流れでてきました。そして口の横にも穴が開いて中からバッタが何匹も出てきました。

小さな体で必至に生きようと頑張っていたんですね。

 

 虎次郎は、職場に来られていた業者さんの車の中から出てきたそうで、行き場もなく私のもとへやって来ました。ずっと車に乗った状態でやってきたのか、親とはぐれたのか、捨てられたのか分からないけれど、小さい体で震えていたのを今でも鮮明に覚えています。

 

 虎五郎とまる虎は・・・なぜか玄関に2匹が並んでこっちを見ている。毎日、毎日、ごめんくださいと言わんばかりに。しばらくたって、母のエプロンのポケットからビニールに入った猫の餌を発見!な、なんてことを・・・2匹とも不妊・去勢手術をしまして、リリースの選択もありますと言われたのですが、耳をカットするのが条件です。え!・・耳を切る!いやいやちょっと指を切っても痛いのに耳をカットするなんて、ただでさえ本人が望んでもいない不妊・去勢手術をしているのに耳まで痛い思いをするなんて。

「いえ、大丈夫です。我が家に連れて帰ります。」

 

 我が家の動物たちにはいつもお話しています。

「小さい時にもう一生分の大変な思いをしたのだから、安心してゆっくり過ごしたらいいからね。今日も元気でいてくれてありがとう。」

 

と、伝えています。贅沢はさせてあげられないけど、ご飯を食べて、元気に遊んで、安心して寝ている様子をみると本当に癒やされます。

 

 まだまだ助けたい野良猫ちゃん達や、保護センターでおびえている動物たち沢山います。

子供の頃、全部の動物たちを助けたいってずっと言っていました。現実には全部の動物たちを救うことはまだ難しいけれど、せめて我が家に縁あって来てくれた動物たちは、私の腕の中で最後の時を迎えてほしい。そう思っています。

 

 人も動物も、みんなが幸せに暮らせる日が来ますように・・・。

ree

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    Macoron

    Kurume city ​Fukuoka 
    Dec.2023

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