素敵な女の子
- Macoron
- 3月18日
- 読了時間: 2分
ある日、車を運転していると、小学2、3年生くらいの女の子がすぐ横の歩道を歩いていました。私は、左折してコンビニに入るためウインカーを出して女の子が通り過ぎるのを待っていました。すると女の子は私の車に気づき立ち止まると、「どうぞ」と言いながら手を差し出していました。
その所作から優しいお子さんなのだとすぐに分かりました。
私は、頭を下げながら「先にどうぞ」と返すと、一礼をして、通り過ぎ、振り返ってまた頭を下げるのです。
もう素晴らしすぎて、涙がでました。
小さい子がこんなにも素晴らしい、もう人の見本のような立ち振る舞いができるなんて。
私が、コンビニに車を停めていると、その女の子はご家族と合流して信号待ちをしていました。急いで車を降りて、信号のところまで行き、ご家族に先程の出来事をお話し、
「なんて素晴らしいお子さんでしょう。私は感動しました。そして今日がとても幸せな1日になりました。」と言って、女の子にも改めて「ありがとう」を伝えました。
お父様、お母様は涙ぐんでおられましたが、この女の子のような行動が今の世の中に本当に必要なことだとつくづく思いました。
女の子は、お父様、お母様からの教えで始めたことかもしれません。しかし、やらせられているのと、心からの行動では全く違います。
女の子のあの所作は、明らかに心が添えられており、優しさが感じられるものでした。
お父様、お母様は、子育てをされている中で、女の子にちゃんと幸せの種を渡しておられたのでしょう。
何気ない日常の中で、人をふわっと温かい気持ちにさせてしまう、そんな行動を私も心がけていきたいと思う出来事でした。
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