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水彩植物

お米さん

  • 執筆者の写真: Macoron
    Macoron
  • 5月25日
  • 読了時間: 3分

いつもの食卓に白い炊きたてのご飯。私にとっては幸せな時間。まあ近頃は、お米さんを食べないとか、パンの方が好きなんて人もいますね。それはそれぞれの好きでいいと思っていて、大切なことは、美味しいと感じながら食事をするということだと私は思っています。

それが好きな人と一緒だったり、家族と一緒だったり、ひとりであっても食事の時間を幸せな時間と感じられたら素敵ですね。沢山のごちそうが並んだらそれはそれで嬉しいし、時にはそんな贅沢な時間もいいのかもしれないけど、私は、たとえおにぎりを半分こしても、自分自身が心地いい人や空間で「いただきます!」「美味しいね!」「ごちそうさまでした!」と言って食べられることの方が幸せだと思っています。


さて、お米さんが高騰しておりますが・・・


「お米が高すぎる!!」

「政府はいったい何をやっているんだ!!」


と、そんな声がテレビやネットから聞こえてきます。


私の周辺でも、


「お米がこんなに高くなってね、どこが安いかな・・・」


とよく話題に出ています。


 私の心の中では、今まで農家さんは、一生懸命お米さんを作ってこられたのだから、その高い金額を農家さんにお支払いするのであれば私はいいと思っています。ものすごい時間と愛情をかけて作ってくださっていたのを、私たちがあまりにも安くいただいてきたのだろうから、逆にいままでありがとうございますって気持ちで、高くても農家さんにその分が届くのならお支払いたいと思います。


そんな中、会話の中で意見を求められた時には・・・、


「腹が立つ気持ちは分かるよ。でももう心を荒ぶることなく静かに見守っていたらいいよ。お米さんにはちゃんと神様が宿っておられるから、いずれ神様が然るべき時に判断されるから。私たちが今できることは、買えるだけのお米で美味しくご飯をいただいて、ありがとうございますって感謝する。ただそれだけだよ。」


て、答えています。


みなさんのお気持ちも分かりますが。もはやお米さんの値段が、政府がって言っている段階ではないのです。


政府の立場と農家さんの立場、政府と農家さんを繋ぐ関係先・・・私たちが分からない部分も沢山あるかもしれませんので、部分的な情報でどうこういう判断は難しいところがあります。


もしも、お米さんという、人が生きるために必要な食べ物を要らぬ利益のために利用していたとするならば、それ相応のことが起きるでしょう。なにも私たちが、口から汚い言葉を吐いて議論する必要はありません。


 ただ、お米さんの高騰が起きたとき考えたのは、今より安くお米さんをいただいていた時に、どれだけ農家さんに感謝できていたかなあということでした。


昨日、袋を開けてお米さんを、米びつに移しました。まじまじとお米さんを見て、


「お米さん、我が家に来てくれてありがとうございます。感謝していただきます。」


と、手を合わせました。



お米の神様はすべてを知っている。

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    Dec.2023

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